Jリーグ2019年夏の移籍まとめ。J1編その⑤(広島、鳥栖、大分)

Jリーグ2019年夏の移籍まとめ。J1編その⑤(広島、鳥栖、大分)

※太字は注目選手

サンフレッチェ広島

評価:層が薄くなり、ポジションバランスも悪い

【IN】

浅野 雄也(8月16日)[←水戸/完全移籍]

レアンドロ ペレイラ(8月4日)[←松本/期限付き]

【OUT】

浅野 雄也(8月16日)[→水戸/期限付き]

ベサルト ベリーシャ(8月15日)[→未確定]

高橋 壮也(8月15日)[→AFCエスキルストゥーナ(スウェーデン)/完全移籍]

水本 裕貴(8月4日)[→松本/期限付き]

中林 洋次(7月28日)[→横浜FM/期限付き]

パトリック(7月25日)[→G大阪/期限付き]

皆川 佑介(7月14日)[→横浜FC/完全移籍]

水本、中林、皆川、高橋など、貴重なバックアッパーが数多く流出したが、なによりもダメージが大きいのが、FWパトリックの移籍。レアンドロ ペレイラを獲得したが、パトリックとの差し引きだけでもマイナスかなと思うし、全体で見ると、他チームがなんだかんだ戦力維持や積み上げしているのをみると物足りない。

3-4-2-1で戦うならと割り切っているのだろうけど、それにしてもセンターバックとフォワードが少なすぎてバランスが悪い。(CB:佐々木、荒木、野上、井林、FW:ドゥグラスビエイラ、レアンドロペレイラ、渡)

特に水本離脱のところがちょっと気になるが、吉野とかにむりやりやらせる気だろうか。シーズン終盤になっての負傷などが気掛かり。

サガン鳥栖

評価:合理的で適切な補強。必要なポジションに必要な人材を獲得できた

【IN】

金井 貢史(8月15日)[←名古屋/期限付き]

石川 慧(8月5日)[←栃木/完全移籍]

金森 健志(7月29日)[←鹿島/期限付き]

チアゴ・アウベス(7月27日)[←全北現代モータース(韓国)/期限付き]

パク・ジョンス(6月20日)[←柏/期限付き]

【OUT】

大久保 択生(8月5日)[→清水/完全移籍]

島屋 八徳(7月24日)[→徳島/期限付き]

ビクトル・イバルボ(7月16日)[→長崎/期限付き]

ニノ・ガロヴィッチ(7月16日)[→FC Dinamo Minsk(ベラルーシ)/期限付き]

カルロ・ブルシッチ(7月10日)[→契約解除]

伊藤 遼哉(6月9日)[→契約解除]

大久保や島屋の放出も無視できないが、やはりインパクトがあるのはビクトルイバルボ。違いを生み出し個人で打開できる貴重なプレーヤーだったが、FWは割と飽和状態だった上にジョーカー役だったので仕方ない。コンディションに波が少なく実績のあるチアゴアウベスや金森のほうが守備にも精力的で鳥栖のカラーに合っている。穴が埋まる上に、攻撃バリエーションが増える。

クロアチア出身のDF二人も放出したが、パクジョンスを獲得。こちらもJでの実績があり、計算できるプレーヤー。

そして、吉田を失った今年、三丸や安在や原で試行錯誤してきた左サイドバックには、鳥栖で実績がある金井。左サイドバックらしさをきちんともちつつも、ゴール前まで侵入しフィニッシュに絡めるこの選手は、鳥栖にとって非常に大きな補強と言える。

とにかく実績があって計算が付く選手をしっかり獲得しており、いい補強だったと思う。

大分トリニータ

評価:大分に必要な選手を獲得しているが、他の穴もある

【IN】

小林 裕紀(8月13日)[←名古屋/完全移籍]

嶋田 慎太郎(8月5日)[←大宮/期限付き]

田中 達也(7月10日)[←G大阪/完全移籍]

【OUT】

藤本 憲明(8月7日)[→神戸/完全移籍]

福森 直也(7月31日)[→清水/完全移籍]

馬場 賢治(7月18日)[→岐阜/期限付き]

吉平 翼(7月17日)[→藤枝/期限付き]

大分にとって藤本の放出は、フィニッシャーとしての役割に加え、決して選手層が厚くないという意味でもダメージが大きい。

ボランチの小林とサイドプレーヤーの嶋田と田中の3人のみの獲得で、藤本の抜けた穴を埋める補強ではない。幸いにも藤本ありきのサッカースタイルではないため、オナイウや手塚や後藤の奮起で影響は最小限に食い止められるとはいえ、得点力不足に陥らないかが終盤戦のポイントになる。

獲得した3名は大分らしい選手で、求められる役割も明確。小林は大分スタイルのビルドアップをさらに強化、田中は懸念だった左ウイングバックに収まり、嶋田は恐らく運動量やスピードを生かした途中出場カードとして、期待される。

このようにポイントはしっかり抑えて補強しているが、藤本の穴自体は残ることと、あとは福森の離脱でDFの層が薄くなるのも心配。

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